ミケニャンジェロが可愛くて、再びショップへ行ってしまいそうな話
彫刻などの立体物は、壁際に展示してあるものも含めほぼ360度みられる展示に
なっていたように感じました。
せっかくならば色んな角度から作品を見てみたいと常々思っているので、とても
嬉しかったです。
さて。
先に、ミケニャンジェロの話から。
ミケニャンジェロとは、本展覧会の公式キャラクターで彫刻家志望のミケ猫。
ミケランジェロ爺さん(通称:ミケ爺)に弟子入りしてるそうです。
にゃにゃ、写真を見てもらおうと思ったのに、、失敗したにゃ・・・。これでみえるかにゃ? 何度見ても、おしゃれだにゃ!みてにゃ!! pic.twitter.com/l6SLVnyG7F
— ミケにゃん@ミケランジェロと理想の身体【公式】 (@miche_body) April 23, 2018
なんだろう。
この淡々としたというか。飄々としたというか。なんともそこはかとない可愛み。
正直、ミュージアムショップで見るまでは「ほうほう公式キャラクターね」ぐらいの
熱量だったのですが。
現物を見た瞬間、瞳孔が開きました。
な、なんだろう、このそこはかとない可愛み(大事だから2回書きました)。
アクリルキーホルダー欲しかったんですけど。
でも、実際使うのは勿体無い、傷がついてしまう、とか言って結局仕舞い込むだけ
かな、と。
なので、迷いに迷ってマグネットを。
直径かなりあります。7.5センチぐらいあります。
やはり他のも欲しいなぁ。
そして、ロールふせん。
ミシン目入り全面糊タイプ。
イラストは6種類のようで。
一枚ずつは縦4センチ✕横6.3センチぐらい。
可愛い。(そして撮影後に、そっと巻き戻す私)
あーあ。
やっぱりアクリルキーホルダーも欲しいかも。
国立西洋美術館はショップだけでも入れるのが嬉しいところ。
上野へ行くたび、その誘惑に駆られそうな今日この頃。
今回の展覧会で撮影可能な『ラオコーン』。
こんなにも大きいんだ!と実際に見てびっくり。
展示作業も進んでるにゃ。
— ミケにゃん@ミケランジェロと理想の身体【公式】 (@miche_body) June 13, 2018
ここに展示されるのは、大理石彫刻≪ラオコーン≫。重さ約2.5トン!! 大きな機材が必要なわけにゃ。
展示台の下には、大きな鉄板が。像の重さを分散させるのにゃ!鉄板の重さ約100キロ!鉄板を運ぶのも一苦労にゃ。。#ミケランジェロと理想の身体 pic.twitter.com/8hY44s06WD
重そうだな、とは思ったものの。
まさかの約2.5トン。
ミュシャのスラヴ叙事詩もヤマトロジスティクスさんが担当されていましたが
「ミュシャ展」大ヒット!担当者が語る、プロも苦心した巨大展示成功までの道のり | Precious.jp(プレシャス)
高さがあるものだったり、重さがあるものを運ぶ、そして梱包して展示する、って
怖くないかな、と。
保険に入っているとは思うものの、やはり相当なプレッシャーなんだろうなぁ、と。
すごい昔のTV番組で日本通運で美術品を運ぶ方が出演されていたけれど、かなりの
プレッシャーだと仰っていたような......。
一体、国立西洋美術館の地下2階にある企画展示室は何トンまで耐えられるような
設計がされているのかしら??
#ミケランジェロと理想の身体 展示風景。
— ミケにゃん@ミケランジェロと理想の身体【公式】 (@miche_body) June 16, 2018
海外から大理石彫刻がやってくることがいかに大変なことか、わかってもらえると思うのにゃ!!!
写真は、古代彫刻の傑作「ラオコーン」のルネサンス時代の模刻。
「どこをつれば安定するか」真剣な議論の後、いよいよ・・・。 pic.twitter.com/GmRxZYh2bg
「早く梱包を解いてくれ~」と ラオコーンさんが言ってるように見えてしまう
という。
せっかくデジカメを持っていったのに、東洋館で使いすぎてバッテリーが......
なので携帯でパチリ。
右端の男性がラオコーンの長男さんのようで。
「父さん!!」と叫んでいる声が聞こえそう。いや、父さんと呼んでいたかどうかは
知らないのですが。
左端の次男さんは、もう抵抗する気力も奪われてしまったようにも見えて。
家族に巻き付いているのは海から現れた2匹の蛇なんだそうですが、なんだか
巨大ウツボにも見えてきたり。
顔だけ見ると凶暴な鳥類に見えてきてしまいまして。
もう、とにかく真に迫っていて痛い。
見ている私も苦悶の表情を浮かべていたかもしれません。
後ろからも撮りたかったのですが、うまくタイミングが取れず。
なぜか、この部分だけアップで撮影してきたという。
ミケランジェロの未完の彫刻『ダヴィデ=アポロ』と、ミリ単位で調整しつつ
修復したという『若き洗礼者ヨハネ』。
それから、もう二度と見られないと思っていた作品に思いがけず出会えて嬉しかった
ことなどなど、続きを書きたいと思っていますが、今回はこの辺で。