10年経っても忘れられない《トプカプ宮殿の至宝展》での一言
2007年に東京都美術館で開催された《トプカプ宮殿の至宝展》。
残念ながら、もう記憶が断片的で。
微かに残るホームページの記事を見ながら、ああ、そうそう、こういうのも
あったなぁ!と。
ほー、カーバ神殿の錠と鍵も見ていたのかぁ。
http://www.asahi.com/topukapu/intro/intro_1.html
現在、表慶館で開催されている《アラビアの道展》でカーバ神殿の扉もみられたし、
日本に居ながらにして見られてしまうとは凄いことだなぁ。
こちらが《アラビアの道展》で展示されていたカーバ神殿の扉。
《アラビアの道展》の展示品は撮影可能だったので、撮影してきました。
ここに、《トプカプ宮殿の至宝展》で見たような錠がついていたのかしら。
で、話を《トプカプ宮殿の至宝展》に戻しまして。
そうそう、こちら↓の記事にある”金のゆりかご”もあったなぁ!!
[東京都美術館]トプカプ宮殿の至宝展【G】上野・浅草ガイドネット
日本の有田焼も実際に使われていたとか
http://www.asahi.com/topukapu/topics/TKY200711170124.html
オスマン帝国でも花押が使われていたとか
http://www.asahi.com/topukapu/topics/TKY200708220237.html
知らないことばっかりだったなぁ。
出展作品リストを見てみると、宝飾燭台、宝飾吊るし飾りなど宝飾がつくものが多く
七宝やダイヤモンドが使われた宝飾水注・水盤
ネックレス、イヤリング、宝飾団扇、チェス駒、宝飾ハエ追いにいたるまで
とにかく、金・ルビー・ダイヤモンド・エメラルド......。
重くないのかしらと、変な心配してみたり。
あまりにも宝石が大きいと、最初はこれ本物?!凄いとか溜息つきつつ見てましたが
慣れって恐ろしいもので。
最後の方にあった展示品をみていると、サイズが小さくなってきまして
(それでも、お店で普通にみるような宝石よりも遥かに大きいのですが)
見知らぬ女性二人組が「なんか、小さいわよね?」「小さいわね、今まで見てたのが
嘘みたいに大きかったから、小さく感じるわね」と笑ってらして。
丁度、私もそう思っていたので「ですよね、そう思ってしまいますよね!」と声を
かけてしまい、三人で笑ってしまったのでした。
10年経っても、時々その会話を思い出して一人で笑ってしまうのです。
仲良く楽しそうに展示をご覧になっていた、あの方たちお元気にされているかしら。
少しだけグッズを購入していました。
袋も洒落ていたんだなぁ。
絵はがき
左上:ベールを被る女性像
asahi.com : 朝日新聞社 - トプカプ宮殿の至宝展〜オスマン帝国と時代を彩った女性たち〜 見どころ:2
右上:ラヴダ(アブデュル・アジズ時代)
asahi.com : 朝日新聞社 - トプカプ宮殿の至宝展〜オスマン帝国と時代を彩った女性たち〜 トピックス
下 :預言者ムハンマドの聖遺物入れ
もう10年も前なもので記憶が薄れており、綺麗な宝石箱を見たんだな、
と思っていたらまさかの聖遺物入れ......。
http://www.asahi.com/topukapu/topics/TKY200709060263.html
こちらは、たぶん栞セット、かな?
上部真ん中:子供用かけ布団
上部右 :染付扁壺形水筒
asahi.com : 朝日新聞社 - トプカプ宮殿の至宝展〜オスマン帝国と時代を彩った女性たち〜 見どころ:4
左 下 :トランプ
右 下 :儀式用カフタン
トルコ原産のチューリップを大胆にデザイン化しているとか。
洋服とか布のデザインが美しかった印象があります。
あぁ、面白そうな展示内容だなぁ。
音声ガイドまで借りた形跡があるから、相当楽しかったんだろうなぁ自分。
そう考えると、やはり思い出すためにも展覧会の図録は入手しておきたくなるし
そのとき何を感じたかもメモっておくと、のちのちも楽しいんだなぁ、とか
結局いつも思ってるのと同じ結末になるのでした。